2020年8月11日火曜日

【定期巡回より】訪問介護における熱中症対策

 皆様、こんにちは!

今回は定期巡回・随時対応型訪問介護看護 むらかみの郷がブログ担当です。

今年は7月まで梅雨が明けず、ジメジメした日々が続いていましたが、

8月になった途端、一挙に真夏日となりました。

急激な気温の変化についていけず干上がそうな日々。皆様いかがお過ごしでしょうか。


そんなわけで、今回は訪問介護サービスの際、ヘルパーが行っている熱中症対策を

ご紹介します。

1. 室温調整

ヘルパーが御利用者様宅を訪問した際、まず一番に気付く事が「室内の暑さ」です。

高齢者の方は加齢により暑さ・寒さを感じにくくなっています。暑い季節は高い温度を快適だと感じがちです。そのため、室温が高い状態のまま過ごされている方が多いです。

ヘルパーは御利用者にお声掛けし、室内の換気・エアコンの温度調整等で室温調整を

行い、体の中に熱がこもらないようにサポートをします。


2. 水分補給

成人の水分量は体重の約60%ですが、高齢者は50%程度と言われています。

もともと体にある水分量が少ないため、高齢者の方はより脱水になりやすい状態です。

一日の食事量も少なくっているため、水分量も少なくなりがちです。

ヘルパーは訪問時にお茶等の御利用者様が普段飲まれている物をお出しし、

少しでも多めに水分を摂って頂き、脱水にならないよう気にかけております。

水分があまりお好きではない方にはゼリー等で代用する事もあります。


3.体調確認

脱水・熱中症のサインとして

【普段より体温が高め・顔がほてっている・唇や舌、皮膚の乾燥・手足がつる・

 ぐったりしていて食欲がない】等があります。

ヘルパーは訪問時には必ずご利用者が普段と比べて変わったことはないか

確認しておりますが、この時期は特に上記のような熱中症のサインを見逃さないよう

気を付けております。


定期巡回サービスは1日に複数回訪問する事が殆どですので、

上記の対応をより細かく行う事ができるので熱中症予防にも有効かと思います!

※服薬時に普段より多めの水を飲むのも結構効果的です!

うだるような暑さが続きますが、お互い気を付けて今夏も乗り切って行きましょう!

それでは、また次回!

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

Y・M


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